普段食べている白ご飯に麦をちょい足しして食べると健康に良いよ!と耳にしていざスーパーに行ってみると…え、沢山種類があってどれが良いのかわからない!!(実体験)
今回は麦の中でもよく一緒に陳列されている『もち麦』『押し麦』『ビタバァレー』の違いを調べてみました。
調べてみたら、おなじ大麦でも食感や栄養素などに違いがあることが分かったョ
ダイエット中におすすめの大麦、スポーツをしている育ち盛りのお子さんのいる家庭におすすめの大麦など詳しく紹介するので、是非チェックしてみてくださいね♪
もち麦・押し麦・ビタバァレーの違いは?
豆やお米と同じように麦にも大麦・小麦・ライ麦・オーツ麦など様々な種類があり、大麦ではでんぷんの性質や加工方法によって名前が変わります。
もち麦・押し麦・ビタバァレーの大まかな違いを表にまとめてみました。
もち麦 | 押し麦 | ビタバァレー | |
でんぷんの性質 | もち性(粘り気が強い) | うるち性(粘り気が弱い) | うるち性(粘り気が弱い) |
加工方法 | 蒸した大麦の外皮の一部を残して蒸したもの | 外皮・糊粉層・胚芽全てを取り除いて胚乳だけにして蒸し、押し潰したもの | 押し麦にビタミンB1とB2を足したもの |
食物繊維(100gあたり) | 不溶性:3.9g/水溶性:9g | 不溶性:5.5g/水溶性:6.7g | 不溶性:4.9g/水溶性:6.1g |
たんぱく質(100gあたり) | 10.6g | 6.2g | 8.3g |
エネルギー(100gあたり) | 339kcal | 340kcal | 332kcal |
糖質(100gあたり) | 65.2g | 68.2g | 65.2g |
食感 | もちもち・プチプチ感がある | 粘り気が弱いので白米と混ぜてもあまり主張せず、気にならない | 押し麦より色が黄色く、少しパサついている |
価格 | 大麦の中では高め | 安い | もち麦より安い |
ダイエット中におすすめなのは?【もち麦】
もち麦に含まれている『大麦β-グルカン』は、血糖値の上昇を緩やかにする働きがあり、ダイエット中や血糖値を気にしている人にはおすすめの大麦です。
水溶性食物繊維も多量に含まれているため、腸内環境を良くし便秘の解消などの効果が期待できます。
家計に優しいのは?【押し麦】
ダイエット中や血糖値など健康面を気にしているけれど、もち麦を毎回買うのははちょっとしんどいな…という人におすすめなのが比較的安価な押し麦です。
もち麦に比べて食物繊維やβ-グルカンの量は少ないですが、食感も白米と混ぜてもあまり気にならずもち麦が苦手な人にもおすすめですよ。
食物繊維が少ないといっても、白米とくらべたら焼く20倍はあるヨ!
糖質も白米の半分以下だヨ!
お仕事お疲れ気味な方やお子様におすすめなのは?【ビタバァレー】
ビタバァレーの”ビタ”はビタミンビタ、”バァレー”は英語で大麦を意味するbarleyをくっつけて作った名前です。
押し麦にビタミンB1とB2を添加したもので、ビタミンB1は押し麦の約20倍、ビタミンB2は12.5倍にもなります。
ビタミンB1は糖質の分解を助けてエネルギーに変換するため疲れにくくなり、ビタミンB2は髪や肌の健康や筋肉の維持などに効果的です。
子供さんの成長促進にも必要な栄養素なので、子供さんのいるご家庭におすすめですよ。
まとめ
同じ大麦でも、でんぷんの性質と加工方法でもち麦・押し麦・ビタバァレーに分けられることがわかりました。
- ダイエット・糖質制限をしたい人におすすめなのはもち麦
- もち麦より食物繊維などの栄養素の量は劣るけれど、比較的価格が安く食感が白米に似ているのは押し麦
- 押し麦にビタミンB1B2を添加しているので、疲れやすい人や成長期の子供さんにはビタバァレー
それぞれに良さがあるので、用途によって使い分けるのがおすすめですよ♪
しかし、カロリーはしっかりあるので、食べすぎると太る原因になりますし、食物繊維を多量に摂取しすぎると便秘になる可能性もあるためほどほどがベストですね。
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